原神の要素には会心率と会心ダメージというのがあります。
会心率を上げれば会心が発生しやすくなりますし、会心ダメージを上げれば会心発生時のダメージが伸びます。
例えば、会心ダメージが200%あると、会心発生時に通常ダメージの200%が追加されるので3倍のダメージが発生するというロマンステータスです。
ここから本題、原神で会心要素について調べていると、会心率と会心ダメージの比率は1:2にしましょうと言われます。(例えば、会心率50%:会心ダメージ100%といった具合)
今までなんとなくで1:2を意識していましたが、なぜ1:2が理想の比率なのか?はたして本当にそうなのか?というところが気になったので調べてみました。
初心者向けと言いつつずっと解説文のみが続きます。
なんで会心率:会心ダメージは1:2が理想だと言われているの?
【原神】会心率:会心ダメージは「1:2」が最適って本当!?ダメージ計算の方法をわかりやすく説明します!!(キャラゲッ!)
上のサイトで説明がされていましたが、足し算の合計値が同じになる数字どうしで掛け合わせた場合に、1:1、つまり正方形に近い方が期待値(今回は100回同じ攻撃をしたときの平均値という意味で使用します)が大きいという話だそうです。
例えば、どちらも足し算の合計が4になる2 × 2と1 × 3では2 × 2の方が大きいという感じです。
じゃあ会心の比率も1:1じゃないの?なんで1:2なの?と思いましたが、原神では会心率を1%上げるのと会心ダメージを2%上げるのでは同じ労力(?)が必要となるので1:2で大丈夫ということでした。
つまりは2:4の比率から会心率を1上げてその分会心ダメージを下げる場合、3:3にはならなく3:2となるという具合です。
そうなると2と4、3と2をかけた場合に2と4の方が大きくなります。
実際にそうなのか?
と言われても本当に期待値は1:2が一番大きくなるのか?と思ってしまったので、実際に計算をしてみました。
計算方法としては、100回同じ攻撃をして会心が発生したときとそうでないときのダメージを合計します。
会心率10%の場合、理論上では100回攻撃したら10回は会心ダメージが出て、残り90回は会心の出ないダメージとなります。
今回は会心のでないときのダメージ(攻撃力 × 天賦倍率 × ダメージバフ補正の積)をわかりやすく1,000ダメージとします。(敵の防御や耐性は考慮なし)
率:ダメ = 60:120(1:2)の場合
理想の1:2を準拠に、会心率:会心ダメ=60%:120%のキャラがいるとします。
会心が発生していないときのダメージ(攻撃力 × 天賦倍率 × ダメージバフ補正)をわかりやすく1000ダメージとすると、
会心ダメージ2,200(1000+1000の120%)が60回発生 = 132,000
通常ダメージ1,000 が40回発生= 40,000
100回の合計は172,000ダメージとなります。
率:ダメ = 70:100の場合
ではここから会心率、会心ダメージの数字をいじってみます。
会心率の1%は会心ダメージの2%に相当しているとのことなので、会心率を10%上げるなら会心ダメージはその分20%下げることになります。
なので今度は会心率:会心ダメ=70%:100%で見てみます。
会心ダメージ2,000(1000+1000の100%)が70回発生 = 140,000
通常ダメージ1,000 が30回発生= 40,000
100回の合計は170,000ダメージとなります。
率:ダメ = 50:140の場合
今度は逆に会心率を下げて会心ダメージを上げていきます。
会心率:会心ダメ=50%:140%で見てみます。
会心ダメージ2,400(1000+1000の140%)が50回発生 = 120,000
通常ダメージ1,000 が50回発生= 50,000
100回の合計は170,000ダメージとなります。
結果
実際に計算をしてみると会心比率が60%:120%のときがいちばん合計ダメージが大きかったので、比率が1:2に近いほど期待値が出せることが確認できました。
とはいえ、最適比率の1:2は期待値がいちばん大きくなるというだけで、ザコ敵をオーバーキルした分の余分なダメージは無駄になったりと、場合によっては話が変わってくるかと思います。そもそも聖遺物厳選で理想の比率に近づけるのが難しい。
また、今回は説明を省きましたが、攻撃%を上げるべきかダメージバフを上げるべきか会心を上げるべきかという話はやっぱりバランスよくすべての要素を上げることで理想のダメージに近づくそうです。なので会心ばかり上げるより攻撃を上げた方がいい場合もある。
原神の戦闘におけるダメージ計算は下のサイトで確認ができます。
理想のステータス計算(攻撃力と会心の比率)については下のサイトで確認ができます。